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『親業』テーマにセミナー 対話で自立心育てる
子どもを自立させるという親の役割を効果的に果たすための「親業」をテーマにしたセミナーが23日、前橋市大友町のロイヤルチェスター前橋で開かれた。
親業は、米国の臨床心理学者が、非行などに走る子どもの立ち直りの根本的な解決には、親を教育する必要があると考え提唱。子どもとの対話など関わり方を学習する。講師は、親業訓練シニアインストラクターの小山百合子さん(高崎市)。「子どもが悩んだり、困っている時に、親が解決策を押し付けると、自立心が育たなくなる」と指摘。「子どもが悩みを口にしたら、言ったことを繰りかえすなど、話を聞き、子どもが悩みを整理しやすいようにすることが大切」とアドバイスした。
セミナーは冠婚葬祭のメモリードが定期的に開催する学びの場「寺子屋」の一環として開かれた。