3/7(日)上毛新聞(26面)にメモリード所属 土屋良輔選手の記事が掲載されました。
▼上毛新聞記事(以下引用)
土屋良輔(メモリード)今季初V 男子5000
スケート長根ファイナル第1日目
スピードスケートの長根ファイナル第1日目は6日、青森県のYSアリーナ八戸で行われ、男子5000メートルは土屋良輔(メモリード、嬬恋高出身)が6分24秒51で今季初勝利を挙げた。(中略)大会は2日間で、主要選手がシーズン最終戦として臨む。
終盤にミスも「希望持てた」
惨敗続きの男子5000メートルで土屋良が会心の勝利。今期は1万メートルの国内最高を連発して独走しただけに、この種目でも待ちに待った1勝となった。「小さいミスで終盤のラップを崩して満足していないが、5000メートルも記録を出せると希望を持てた」とひと安心だ。
1周(400メートル)を29秒台と速いペースで入った。これまでのレースから「爆発力」の不足を感じ、攻められるだけ攻める構えだった。ラスト4周でコーナーワークの足運びが乱れ、31秒台に落とした点は悔しがった。
世界の長距離トップの共通項に「コーナーのリズムの良さ」を挙げる。自身も改良を進めて記録を伸ばしているが、2月の世界選手権1万メートルで更新された世界記録は「異次元」と感じるほど差があった。「まだ自分はコーナーで足が止まっている」と磨きを掛ける。
根本は基礎体力、筋力の差とし、来季に向けて強化を進める。「(世界記録の選手は)フィジカルがすごい。それがなければ技術も最後の粘りも出せない。追いついて(北京冬季)五輪でメダルを奪う」と誓った。(田中暁)