資料請求ご奉仕の精神を継承したい
長くこの仕事をしておりますが、今でも忘れられない出来事があります。当時は前橋エリアで従事していたとき、伊勢崎でご葬儀の依頼があり、ご搬送・打ち合わせにうかがいました。伊勢崎地方の「神葬祭（神式のご葬儀）」に慣れていなかった私は、お作法のやり方が分からず、喪主様を怒らせてしまいました。しかし、そこから夜遅くまで喪主様にお付き合いし、ご葬儀が終わるまでお世話をさせていただくと、霊柩車の中で「吉岡さん、初日に強くあたってしまって申し訳なかったね」とお言葉をかけてくださいました。身近なご家族が亡くなることは、きわめて非日常的で、皆様お気持ちが高ぶっていらっしゃいます。それでも喪主様に誠意が通じ、ご理解いただけたことを大変うれしく感じました。
ご葬儀という儀式をお手伝いさせていただいて、初めは肉体的にも精神的にも辛く、大変な仕事だと感じました。ご家族を亡くされるという、この世の中で最も辛く悲しい場面に立ち会わなければなりません。そんな中でも、故人様を尊び、ご家族様をいたわって接していると、ご葬儀が終わって帰られる時に「ありがとう」とお言葉をいただくことも多いです。お客さまから感謝のお言葉をいただくと、どんなに大変だったことも無かったかのように感じ、心からうれしく思います。特殊な業種だけに、一般のお客様にはなじみのないことや分からないことも多く、私たちスタッフがサポートさせていただくことで、やり甲斐を感じることも多いです。
「メモリードは優しく接してくれて、他社ではやってくれないことまでやってくれる」とよく言われます。深夜のご搬送やご自宅を経由しての搬送、納棺時の真綿の整え、飲み物、ご自宅への後飾りなど、一つ一つのサービスに真心を込め、お客様の要望を叶えられるよう努めるのがメモリードの優れた点です。メモリードが多くのお客様から「いい葬儀屋さんだね」と言っていただけるよう、お客様の心に寄り添ったあたたかいサービスとご奉仕の精神を継承していきたいと思います。
お客様に接するときには、一番に相手のお気持ちを考えた言動を心がけています。メモリードで「一言が相手の気持ちをあたたかくする。一言が相手の気持ちを冷たくする」という言葉を習いました。自分が発する一言一言の重みを感じながら、丁寧に接客していきたいと思います。
