〔埼玉〕紅葉の綺麗な季節、私はまた一つ歳をとりました…(音楽葬)
皆様、はじめまして!
今月 また一つ歳を重ねるメモリード埼玉の島田です。
紅葉の綺麗なこの時期、日中のあたたかさに包まれながら
皆様はどのようにお過ごしですか?
私は自分の生まれた月という事もあり、この時期が一年で最も好きな季節です!
今年も素敵な1年だったな、こんな事があったな。と思い返せる
素敵な気持ちになれる季節だと思っています。
そんな季節の中、いつもの通い慣れた道で紅葉を見ながら
ふと小さかったころの自分を思い返してみました。
小さい頃の私はそれはまあ変わった子で、親友に
『わたしが死んだらお墓の前で〝上を向いて歩こう“流してね!!』
な~んて、そんな風によく言っていたのを思い出しました。
私はその時期、実は死というものが怖かったのを覚えています。
死んだらどうなるんだろう。お母さんがいなくなったらどうなるんだろう。
とにかくどう怖いか表現できなくて、言葉にしてうまく伝えられないこの気持ちを
救ってほしかったように思います。
しかし歳を重ねるにつれ、このお葬儀業界の仕事させていただくことで、
いつしかそんな思いも薄れていました。
営業というお仕事はたくさんのお客様とお話しする機会があるのですが、
多くのご年配の方、特に会員の皆様は自身の最後について
笑顔で話されたりする方がとても多いんです。
「もう自分の葬儀の事は全部決めてるし、今は残りの人生がとても楽しいのよ」
なんていうお客様の言葉を聞いて、私は
「そうか、自分自身の最後を考える事、準備する事が死への恐怖を和らげているんだ」
ということを無意識に理解していっているのかもしれません。
私もいつになるかはわかりませんが自分の葬儀のことを考えていたら
昔から音楽が好きだった私は「音楽葬」という形が理想かもしれないなと
ふと思ったのです。
音楽って、感情をコントロールしてくれますよね。
音楽は大切な人を思い返す時、当時を振り返らせてくれる魔法だと思います。
メモリードでも多くの方々が音楽葬という形で式をされていますが
皆様、故人様を想い、音楽で時間を共有し、いままでの思い出を思い返され最期のお別れをされております。
本当にかけがえのない、とても貴重な時間だなと感動するのです。
お葬儀には、色々な形がありますが、
「自身の最後のについて考えて準備する事が、自身の人生の救いになる。」
そんな私の思いを皆様に伝えていければと思っています。
さて、私も今度親友に会ったら、
「お墓の前だけじゃなくて、お葬儀でも“上を向いて歩こう”を流してね!」
と伝えなきゃですね!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。